
NFTゲームの概要
NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)とは、仮想通貨に用いられているブロックチェーン技術を応用して作られたゲームで、「遊びながら稼げるゲーム(P2E、GameFi)」として、世界的に注目を集めています。
NFTゲームでは、アイテムやキャラクター、土地といった個々のデータに、固有IDなどの情報が付与されており、それが記憶されています。
この技術によってデータが記録されているため、ゲーム内ではもちろん、ゲーム外のNFTマーケットにて、自由にアイテムなどを売買することができます。
これまでのソーシャルゲームやオンラインゲームでは、レアアイテムや特殊装備を手に入れても、第三者へ販売することが難しかったですが、NFTゲームでは、アイテムを販売して仮想通貨に交換できます。また、固有データを記録する技術により、商品の付加価値を高めることや、プレイヤー自身がオリジナルのアイテムやキャラクターを生み出せるようになりました。
また、特定のゲームで使えるNFTは、互換性があれば他のゲームでも有効です。
たとえば、大人気のNFTゲーム「CryptoSpells」のカードの一部は、My Crypto Heroesなどの別のゲームに変換(NFTコンバート)することができます。
変換されたカードは、コンバート先のゲームでも使用できるのです。
このように、持っているゲームアイテムを他のユーザーに仮想通貨で売却できるため、収益化が可能となっています。収益化が可能なことも、NFTゲームの人気を支える理由の一つとなっています。
なお、ゲームシステムによっては、「良い成績を収める」といったトロフィーなども売買可能です。
NFTゲーム人気ランキング
Axie Infinity(アクシー インフィニティ)
Axie Infinityはブロックチェーン上でAxieというキャラクターを育成していくブロックチェーンゲームです。
アクシーと呼ばれている不思議な生き物を収集、育成してバトルやミニゲーム、クエストなどのコンテンツで構成されています。
1日の取引量:2354.59(約10.6億円)
CryptoKitties(クリプトキティーズ)
CryptoKittiesでは、猫を売買、交配して自分だけの猫を集めるという、育成・収集型のゲームです。
世界初の猫をモチーフにしたコレクティブルNFTで、最も有名なブロックチェーンゲームです。dAppsに多くの人が興味を持つきっかけとなったゲームです。1000万以上で売買された猫が出たことで話題になりました。
1日の取引量:1.37(約62万円)
MegaCryptoPolis(メガクリプトポリス)
MegaCryptoPolisとは、土地の購入や建物の建設など、都市を開発していく仮想都市シミュレーションゲームです。
自分の土地を手に入れて建物を建てたり、取引などを行うことができるようになっています。
影響力(インフルエンス)という指標に応じて、ETHトークンを受け取ることができる報酬システムや、地区ごとに定められたオーナーになることで地区内の税率を決めることができるなど、非常に幅広い楽しみ方が容易されています。
1日の取引量:0.97(約44万円)
SGEM
SGEMは、少額でも稼げると人気のゲームです。最新感覚のPlay to Earn 2.0を導入した仮想のエンターティメントスペースで、様々なブロックチェーンゲームとの連携が可能となっています。ゲーム内では、トーナメントが開催され、上位にランクインできると大量の報酬がもらえるといった、ソーシャルゲーム的一面も持っています。
1日の取引量:0.84(約38万円)
クリプトスペルズ
クリプトスペルズ(通称:クリスペ)は、日本のCryptoGames株式会社が開発・運営を行うブロックチェーントレーディングカードゲームです。デジタルカードはNFTとしてユーザー同士で自由な売買ができることで、「カードが資産になる」次世代カードゲームです。
世界のNFTゲームと比較すると、まだまだ取引量は少ないですが、日本初のNFTゲームとして話題を集めています。
1日の取引量:-(約-万円)
※レートは、2021年12月時点のもの
遊びながら稼げるゲームの元祖、オンラインカジノも、仮想通貨入金であれば、理論としてはP2Eと同じですね。
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