【コラム】NFTとオンラインカジノ:第6回 NFTとSNS各社の動向

【コラム】NFTとオンラインカジノ:第6回 NFTとSNS各社の動向

2022年に入り、各ソーシャルメディアの大手企業が、相次いでNFT市場に参入、クリエイターに新たな収益機能を提供しようとしています。
代表的なSNS媒体ごとに、それぞれのこれまでのNFTとの関わり、そして今後の動向や事業展望について、簡単にご紹介いたします。

■ Twitter
第1回 NFTとは?」で紹介した、Twitterの創業者である、ジャック・ドーシーの初ツイートNFTが、SNSとNFTの始まりであったといっても、過言ではないと思います。

同年6月30日(現地時間)には、日本とアメリカ限定で開催されたキャンペーンにおいて、Twitterが初発行したNFTを、抽選で140人に無料配布しました。

さらに、2022年1月20日(現地時間)、ユーザーが自身のNFTを、プロフィール写真に設定できる機能を導入しました。
この機能を利用できるのは、Twitter Blueというサブスクライバー(Twitterの有料プランを利用する人)に限られます。
Twitter Blueはまだ全世界には公開されておらず、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのみで早期提供されています。

■ Facebook Instagram
昨年10月28日に、Facebookの運営会社が、「Meta(メタ)」という社名に変更を行なったことはご存知でしょうか?

メタと聞くと、前回のコラム「第5回 メタバースとNFTの可能性」で主題となった、メタバースを連想される方が多いと思います。
まさしく、メタは今後、メタバースの構築を事業の主軸としていくことを発表しました。

また、Financial Timesの情報によると、いずれFacebookとInstagramでも、Twitterと同様のプロフィールへNFTアートを設置できるようになる機能の追加の他、ユーザーが作成したNFTの販売が可能になる機能の開発も進められているとのことです。

■ YouTube
先日、1月25日(現地時間)に開催された、クリエイター向けの年次書簡において、CEOのスーザン・ウォジスキが、NFT機能の提供を検討中であることを発表しました。
YouTubeは、今後NFTを含む新興テクノロジーを通じたクリエイターの収益化を支援することに、注力していくとのことです。

もし、これが実現した場合、親会社であるアルファベットにおいて、NFT市場への初参入ということになります。
まだ発表されたばかりの構想となるため、今後の動向に注目です。

■ TikTok
昨年10月1日に、複数のクリエイターやアーティストとコラボした独自のNFTコレクションである「TikTok Top Moments」を発表しました。
TikTok上で活動するクリエイターと、NFTクリエイターがコラボ制作した作品が公開され、すでに作品はSOLD OUT状態となりました。

このように、SNS各企業において、NFT事業が広がりを見せている一方、これらを利用するユーザー側への浸透、NFTに対する知識が、今後の覇権争いのカギとなりそうです。

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