パチンコの天井とは?搭載機種一覧やハイエナのリスク・期待値等を解説

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パチンコの天井は、202年4月に解禁され、今やなくてはならないものになっています。

新たな展開をもたらしていますが、パチスロの天井機能とは少し違った救済機能です。

そのため、実際にプレイする前に特徴や違いなどについて理解する必要があります。

この記事では、パチンコの天井について詳しく解説します。

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目次

パチンコの天井(遊タイム)とは

パチンコの天井(遊タイム)とは

パチンコの天井とは、遊タイムとも呼ばれている救済機能で、特定回転数のハマりを契機に時短機能が発動することです。

ここでは、より詳しく天井の仕組みやパチスロの天井との違いを解説します。

天井(遊タイム)の仕組み

パチンコの遊タイムは、2019年末に日本遊技機工業組合の内規が改訂され、以下のような新しい時短突入タイミングが追加されたことがきっかけで登場しました。

項目詳細
規定回転数到達で発動低確率時の分母の2.5〜3.0倍で発動時短回数は低確率の大当たり確率の3.8倍まで設定によってその時短回数は変動してはいけない
大当たり以外の突入契機時短作動図柄当選で発動時短回数は低確率の大当たり確率の3.8倍まで発動は低確率時のみ設定によって時短図柄当選率が発動してはいけない

遊タイムに関する時短は、前者の「規定回転数で発動」です。

機種ごとに決められた規定回転数分ハマったら時短に突入しますが、高確率中にいくらハマっても回転数には加算されないため、注意が必要です。

パチスロの天井との違い

パチンコの天井(遊タイム)とパチスロの天井との違いは、当たる確率です。

パチスロの場合は必ず当たりますが、パチンコの場合は発動条件が定められているため、必ず当たるわけではありません。

そもそも遊タイムとは、規定回転数到達時に発動する時短機能です。

たとえば、319分の1のスペックであれば通常時は、800〜959回転ハマりで遊タイムが発動します。

最大1,214回まで時短がつけられ、この時短をスルーする確率は約2%です。

必ず当たるわけではないといっても、約98%は当たることになるため、ほぼ当たると考えてよいでしょう。

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天井搭載のパチンコ機種一覧

天井搭載のパチンコ機種一覧

天井搭載のパチンコ機種を、表にまとめました。

機種名突入契機回数大当たり期待度大当たり特典画面表示
P巨人の星 一球入魂3000通常確率で880回転消化次回大当たり濃厚激怒BONUS(10R×2)+一球入魂MAX突入激怒BONUS
ぱちんこウルトラマンタロウ2通常確率で950回転消化999回転(時短)約99.9%10R+81%でウルトラバトルモード継続ウルトラバトルモード
P牙狼月虹ノ旅人通常確率で950回転消化200回転(魔戒CHANCE)次回大当たり当選濃厚10R+81%で魔戒CHANCE突入魔戒CHANCE
P JAWS3 SHARK PANIC〜深渕〜低確率で959回転消化100回転+残保留4個(時短)約99.9%10R比率100%+JAWS PANIC突入JAWS PANIC
ぱちんこ キン肉マン3キン肉星王位争奪編 火事場ゴールド大当たり間で799回転消化100回転(時短)次回大当たり濃厚92.5%でRUSH継続超MUSCLE RUSH
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パチンコの天井狙い(ハイエナ)のリスクと期待値

パチンコの天井狙い(ハイエナ)のリスクと期待値

パチンコで勝つためには、期待値を知ることが重要です。

天井中は、当たりを引く確率が高いとはいえ、毎回浅い回転数から狙ってしまうと勝つことが難しくなります。

何回転から狙えば期待値がプラスになるのかは、台によって異なります。

そのため、打ち始める前に気になっている台の期待値を調べる習慣を、身につけるとよいでしょう。

期待値を最大化するために必要なこと

パチンコの天井狙いで期待値(期待される収支)を、最大化するために必要なことは以下の通りです。

  • 天井までの残り回転数が少ない台を選ぶ
  • 十分な期待値が得られるかを判断する

天井に近ければ近いほどよいですが、そのような台は滅多にありません。

そのため、一見すると天井までは遠いけど、期待値がプラスの台を狙うことがおすすめです。

甘デジ(1/99)ライトミドル(1/199)ハイミドル(1/319)
天井約250〜300回約500〜600回約800〜900回
狙える回転数天井まで残り150回天井まで残り300回天井まで残り400回

台ごとの特性を理解し、その特性を活かした戦略を立てる必要があります。

ただし、天井までの残り回転数は機種によって異なり、STや時短をハマりに含めない機種も多いため注意が必要です。

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狙いときと避けるべきタイミング

パチンコで天井狙いをする際、狙いときと避けるべきタイミングを見極めることが大切です。

適した時間帯が、明確にあるわけではありません。

しかし、開店時間や閉店時間があり、誰かが台を回さなければならないことを考えると、以下のような時間帯の方が有利となる傾向にあります。

  • 店舗に人が多く集まる週末や夕方以降
  • 稼働の増えやすい時間帯

稼働が高い店舗ほど狙える状況に多く遭遇します。

店舗が還元するとされている特定日や、イベント日なども自然と稼働が高くなるため狙い目です。

逆に、1,000円当たりの回転数が極端に悪い台や、回転数が遠い状態の台は避けるべきです。

また、今宵越しのハマり台を狙う場合も、注意が必要です。

基本的にパチンコは、電源を落としてもそれまでの状態を引き継ぐため、翌日に電源を入れて回転数が0になっていても実際には前日の回転数分がハマっています。

しかし、店舗によってはラムクリア(履歴の初期化)を行うところもあります。

実際に打って確認するしかありませんが、本来の期待値を見誤る可能性があるため注意しましょう。

打ち手レベルや混雑時間を把握し、台の特性や店舗の傾向まで探ることで、期待値のない台を打ってしまうリスクを回避できます。

ハイエナの効果的な方法

ハイエナの立ち回りを成功させるためには、店舗に設置してある台の状況を瞬時に把握することが大切です。

特に狙える回転数で辞められた台を、いち早く見つけ出す能力が求められます。

店舗を巡る際、台のデータ期を確認してその日の大当たり回数や、回転数を確認することが必須です。

狙えそうな台を見つけたら、以下のことを考慮して期待値があるかを、早急に判断しなければなりません。

  • その台の特性や大当たりしたときに獲得できる平均出玉
  • 天井までの平均資金額

同様に、ハイエナの立ち回りをしている打ち手の行動も、意識する必要があります。

天井性能の高い機種や天井に近い台を打っているにもかかわらず、明らかに辞めそうな打ち手が着席している台は、他の打ち手も注目しています。

露骨に狙い目の台周辺を徘徊する行為は、ハウスルールで厳しく規制している店舗もあり、店員に注意人物として目を付けられるかもしれません。

最悪の場合、出禁となってしまう恐れもあるため、自然な振る舞いを心がけましょう。

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パチンコの天井に関する注意点

パチンコの天井に関する注意点

パチンコの天井に関する注意点は、以下の3つです。

  • すべての機種に搭載されているわけではない
  • 天井がつけられる回転数にはルールがある
  • 天井をスルーするともうこない

それぞれ詳しく解説します。

すべての機種に搭載されているわけではない

パチンコの天井は、すべての機種に搭載されているわけではないため、注意が必要です。

特に、ミドルスペックは非搭載機種がほとんどです。

その理由としては出玉が売りのミドルスペックに付けると、継続率を下げたり出玉を減らしたりすることになり、意味がなくなるからだと考えられます。

天井がつけられる回転数にはルールがある

パチンコの遊タイムは、大当たり確率分母(低確率時)の2.5〜3.0倍の回転数間で、1️回のみ設けることができます。

また、時短回数の上限も定められており、大当たり確率分母(低確率時)の3.8倍までです。

ミドルスペック(大当たり確率319分の1)の発動回転数がほとんど959回転になっていましたが、これは「319×3.8≒959」というように、3.8倍が理由です。

現在は、初当たり確率の1.5倍まで引き下げられたため、99分の1の甘デジ(比較的大当たり確率が高めのデジパチ)の場合、150回転で天井を設けられるようになりました。

また、天井が付けられる回転数は、1つしか許されていません。

そのため、「1回目は500回転、2回目は300回転で天井になる」などの設定はできません。

天井をスルーするともうこない

パチンコの天井には、ルールが定められていますが、2%程度は当たらずにスルーしてしまいます。

スルーした場合、再びハマればよいと思いがちです。

しかし、一度スルーしてしまった場合、大当たりを経由するまで次回の天井は発動しないため注意しましょう。

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まとめ:パチンコの天井とは?

まとめ:パチンコの天井とは?

この記事では、パチンコの天井について詳しく解説しました。

パチンコの天井は、打ち手にとって大当たりの獲得確率が高くなる嬉しい機能です。

また、高確率で大当たりに当選できるため、期待値に基づいた立ち回りを意識するにはもってこいな狙い目です。

しかし、パチスロの天井と違って必ず当たるわけではなく、パチンコの天井はすべての機種に搭載されているわけではありません。

機種ごとに異なる機能をうまく活用しながら、プレイしてください。

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この記事を書いた人

渡辺 裕也 渡辺 裕也 Webライター

オンラインカジノ業界での豊富な経験を持つWebライター。オンラインカジノの運営側で5年以上にわたり活躍し、100以上のオンラインカジノプラットフォームでのゲーム選定、ユーザー体験向上策の実施、セキュリティ強化のプロジェクトをリードした。その間、オンラインカジノのプレイヤー登録数を平均30%増加させるなどの顕著な成果を上げ、業界内での個人表彰も受けている。

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