ブラックジャックを十分に楽しむためには、ブラックジャック用語を意味を含めて知っておくことが大切です。
用語は覚えてしまえば楽ですが、特に初心者の方は用語がわからず戸惑うことも多いでしょう。
用語の理解は戦略、ゲーム性、ルールの理解を深めることになり、勝率向上にも繋がります。
用語を理解できていないと、ゲームプレイ中に困ってしまうこともあるので、ゲーム前に必ず確認しておきましょう。
この記事では、ブラックジャックの用語とルールを初心者にも分かりやすく解説していきます。
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ブラックジャックで最初に知っておきたい基本用語
ここでは、最初に知っておきたい基本用語を解説します。
基本用語はそこまで難しくないため、覚えやすいでしょう。
ディーラー
ディーラーとは、カードを配り、ゲームの進行を行う人のことです。
また、ディーラーはプレイヤーの対戦相手でもあります。
ディール
ディールとは、ベット開始のことを指します。
オンラインゲームであればベット後に自分のタイミングで「ディール」すれば、ディーラーがカードを配り始めてゲームが始まります。
オンラインカジノの「ライブ」ブラックジャックの際は、進行役のディーラーによりゲームがスタートします。
チップを置いて少しの間待ちましょう。
一方のランドカジノは、プレイヤーが座る＆チップを置いた時点でカードを配り始めます。
プレイヤー
プレイヤーとは、ブラックジャックに参加する人のことを指します。
ベット
ベットとは、賭け金のことを指します。
テーブルによって最低ベット額に違いがありますが、ブラックジャックは比較的高めで「$10〜」のところが多いです。
また、オンラインゲームのブラックジャックは「$0.1〜」プレイ可能となっています。
ランドカジノであれば、テーブルに座って両替した後にチップを手前のサークルに置けばOKです。
サイドベット
サイドベットとは、最初に配られる2枚のカードを使って、通常のゲームとは別の賭けをするベットのことを指します。
サイドベットには「ペア」「21 + 3」があります。
ペアは「カラーペア・ミックスペア・パーフェクトペア」の3種類です。
「21 + 3」は、ディーラーのアップカードも加えた3枚のカードで、ストレート、フラッシュ、ストレートフラッシュ、スーテッドトリップス、スリーカードがあります。
ビハインドベットのサイドベットもありますが、カジノごとにサイドベットの配当や設置に違いがあります。
ファースト・ベース
ディーラーに対面して、一番右側の座席です。
この座席から順番にカードが配られます。
サード・ベース
ディーラーに対面して、一番左側の座席です。
最後にカードが配られる席で、この座席のプレイヤーの選択がディーラーのハンドに影響しやすいため、テーブル全体の勝敗を左右することもある重要な席となります。
ブラックジャック / ナチュラルブラックジャック
ブラックジャック（ナチュラルブラックジャック）は、最初に配られる2枚のカードの合計が21になることを指します。
［A］ + ［10］［J］［Q］［K］ などの組み合わせです。
最初に配られた2枚のカードがAと10、J、Q、Kの4つのどれか一枚の組み合わせだった際に、賭け金の2.5倍の払い戻しが行われます。
プレイヤー、ディーラーの両方がこの条件を満たした場合は、引き分けになり賭け金が全額返ってきます。
ハンド / マルチハンド
ハンドは、手札のことを指します。
マルチハンドは、複数の座席でプレイをすることをいいます。
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ブラックジャックでプレイ中に使う用語
ブラックジャックは、2枚のカードが配られたらプレイが始まるのですが、プレイ中はアクションを選択する必要があります。
プレイ中に使う用語は、ルールの理解をする際に重要な用語です。
ヒット
ヒットとは、カードをもう1枚引くことを意味します。
自分の順番が来たらヒット（カードの追加）をすることができます。
自分の点数が21点を超えてバストするまで、何度もヒット可能です。
ランドカジノであれば、チップの手前のテーブルを人差し指で2回軽く叩けばOKです。
インシュアランス
インシュアランスとは、ディーラーの1枚目のカードが［A］の場合、ディーラーのブラックジャックに対して賭け金の半額を加えることで、保険を掛けることを指します。
インシュアランスは、最初の賭け金の半額を「INSURANCE」と描かれたエリアに出すことで成立します。
ディーラーがブラックジャックの時は、インシュアランス額の3倍の配当金を受け取ることが可能です。
ブラックジャックでなければ、インシュアランスの賭け金は没収となりますが、ゲームは継続されます。
場合によっては、ミニマムベットの「半額～賭け金の半額」までの範囲で、行うことができることもあります。
しかし、ハウスルールによって異なるので注意しましょう。
サレンダー
サレンダーとは、賭け金の半分を無条件で差し出すことで勝負から退くアクションのことです。
手札が悪く勝てないと判断した場合、賭け金の半分を渡してゲームから降りることができます。
このアクションを選んだと同時に負けが決まります。
スプリット / リ・スプリット
スプリットとは、配られた2枚のカードがペアになった際、2枚のカードを2分割して2つのハンドにすることを指します。
ハンドを2つに分割するので、賭け金も倍額です。
またスプリットを選んだ後に、再度ペアが出来て再びスプリットを行うことを「リ・スプリット」といいます。
テーブルによっては、「リ・スプリット」ができないので注意しましょう。
ダブルダウン
ダブルダウンとは、最初に2枚のカードが配られた後に、追加カードを1枚だけ引くことを条件に賭け金を倍にするアクションです。
「次の一手でディーラーに高確率で勝ちそう」という時に、ダブルダウンをするとよいでしょう。
スタンド/ステイ
スタンド（ステイ）とは、追加カードを引かずに現在の数値のままでハンドを確定させることです。
これ以上カードを追加したくない場合は、スタンドを宣言してください。
自分のカードの合計が21に近く満足していて、ディーラーに勝てるという確信があれば、スタンド（ステイ）をして、その時点でゲームを終えることができます。
ディーラーより大きい数字であれば勝ち、ディーラーより低ければ負けです。
イーブンマネー
イーブンマネーとは、ディーラーのアップカードが［A］の場合、プレイヤーのハンドでブラックジャックができた時に選択できるアクションです。
ブラックジャックでの勝利で2.5倍の配当が得られる可能性が高いですが、ディーラーもブラックジャックの場合は引き分けとなります。
その際に、ブラックジャックで勝った時に手に入る2.5倍の配当を放棄し、2倍の配当を得ることが条件になります。
イーブンマネーは、万が一ディーラーがブラックジャックである場合も、絶対に勝利するアクションです。
しかし、これを採用していないカジノもありますので、注意しましょう。
ブラックジャックのカードに関する用語
ここでは、ブラックジャックのカードに関する用語に関して解説していきます。
聞き慣れない用語が多いかもしれませんが、難しい用語はないため覚えやすいでしょう。
デッキ（デック） シングルデッキ / ダブルデッキ
デッキとは、ジョーカーを除いた1組の52枚のトランプカードのことです。
複数のデッキを使ってブラックジャックを行うことが多いのですが、52枚の1デッキのみで行うブラックジャックはシングルデッキ、2デッキで行う場合はダブルデッキになります。
現在のカジノでは、8デッキが一番よく使われています。
アップカード（フェイスカード）
ディーラーの1枚目に配られる見えるカードのことです。
ホールカード
ディーラーの2枚目に配られる伏せられたカードのことです。
ソフトハンド
ソフトハンドとは、配られた2枚のカードに［A］が含まれるハンドで、A(エース)を1と数えても11と数えてもいいということを指します。
この「soft（ソフト）」の意味は、「融通がきく」というような意味で考えると、用語の意味もわかりやすくなります。
ハードハンド
ハードハンドとは、配られた2枚のカードに［A］が含まれないハンドのことを指します。
ソフトハンドとは反対で、A(エース)を1にしか数えることができない状況です。
(※11と数えると21を超えてしまいます)
ソフトの意味とは反対で融通がきかないと考えれば、わかりやすいでしょう。
ソフトカウント
ソフトカウントとは、［A］を11とカウントすることです。
ペア
ペアとは、配られた2枚のカードに書かれた数字が同じ数字のカードである場合は、ペアと呼びます。
［10］ ［J］ ［Q］ ［K］は、どれも「10」と数え、ペアと同じようにスプリットすることができます。
ピクチャーカード
ピクチャーカードとは、人物が描かれている［J］ ［Q］ ［K］の3種類のカードのことを、ピクチャーカードと呼びます。
また［Q］のことを「レディー」と呼ぶディーラーも多いです。
ブラックジャックゲームのルールに関する用語
ブラックジャックのゲームルールの理解は、勝利に欠かせません。
配当の表記も独特なため、実際にプレイをする前にゲームルール用語を確認しましょう。
BLACKJACK PAYS 3 TO 2
「3 to 2」とは、1.5倍の配当金を支払うという意味で、ブラックジャックができた時には賭け金と合わせて2.5倍の配当を支払うという、表記になります。
「賭け金 + 配当 = 獲得賞金」です。
INSURANCE PAYS 2 TO 1
「2 to 1」とは、2倍の配当金を支払うという意味で、インシュランスが成功した時にはインシュランスの賭け金と合わせて3倍の配当を支払う、という表記になります。
マキシマムベット（マックスベット）
マキシムベットとは、賭けることができる上限額のことです。
ミニマムベット
ミニマムベットとは、賭けることができる下限額のことです。
この金額を下回る賭け金額の場合、ゲームへの参加はできません。
ソフト17 / ハード17
［A］と［6］でできる［17］のハンドをソフト17と呼び、［A］を含まないハンドでできる［17］をハード17と呼びます。
カジノの中にはソフト17の時のみ、ディーラーも追加カードを引けるというルールも存在します。
バースト
バーストとは、ハンドの合計数字が21を超えることを指します。
プレイヤーがバーストすると、負けてしまいます。
プッシュ
プッシュとは、引き分けのことです。
プレイヤーとディーラーが同じ点数だった場合は、引き分けになります。
賭け金は戻されます。
ブラックジャックのルールと流れ
ブラックジャックは、プレイヤーとディーラーにカードが配られ、カードの合計が「21」に近い人が勝ちです。
少しでも21に近づけ、21を超えないようにカードを引くのが基本で、比較的ルールが簡単なゲームです。
ブラックジャックゲームは、次のような流れに沿って進みます。
- ベットするコインを選択し、ベットエリアに置きます。
- 「ディール」をクリックすると、ディーラーはプレイヤーとディーラーに各2枚ずつカードを配ります。ディーラーのカードは1枚伏せられています。
- プレイヤーは自分に配られたカードとディーラーのオープンカードをみて、もう1枚カードを引くかどうかを決めて「スタンド」「ヒット」を選びます。
- プレイヤーの「スタンド」か「ヒット」の選択が終了したら、ディーラーの伏せていたカードが見えるようになり、プレイヤーのハンドとどちらが「21」に近いかの勝負です。
この時に、ディーラーはハンドが「17以上」になるまでカードを引き続けます。
プレイヤーとディーラーは、ハンドが「21」を超えると「バースト」となり、その時に負けが確定します。
まとめ：ブラックジャックの用語（英語・日本語）
この記事では、ブラックジャックの用語とルールについて解説しました。
ゲーム前に用語とルールを知っておくと、実際にゲームをする時に楽なので、先に知識を入れておきましょう。
一気に用語を覚えるのは難しいので、まずは今回ご紹介した「最初に知っておきたい基本用語」から、少しずつ覚えていくことをおすすめします。
ゲーム前に基本的な知識が身についていると、実際のプレイ時にも安心です。
ブラックジャック初心者の皆さんが、今後プレイを楽しめるようになっていただければ幸いです。
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